こんな雪の中を沓掛の深坂地蔵に行って来ました。
旧塩津海道をたどります。
途中から1km程は徒歩でしか行けません。
踏み跡があったのでなんとか歩くことができました。
我々以外にも3日から行く人がいるんですね。
背中が膨らんでいる分厚い自然石の深坂地蔵。
深坂地蔵(堀止地蔵)とは、平重盛が日本海と琵琶湖をつなぐ運河を計画し、ここで試掘をおこない、その時大きな岩が出て来ました。
石工が砕こうと穴をあけたところ、突然腹痛になり不思議に思った役人が掘り返してみると、その石が地蔵の形をしていたそうです。それが深坂地蔵です。
ステンレスの立派なお賽銭箱がありますが、里人の噂では1年で200万円が入っているそうです。トイレも休憩場もあって、最近建て替えられた御堂も立派です。
実は私にも以前から道を歩いている時などに、突然腹痛を催すなどという事が頻繁にあったのです。
返信削除今まではそれも「単なる体調不良のせいであろう」などと独りで得心し「そうであるなら往来で開腹できるわけでもなし」などと思い、そのまま放置しておりました。
ですが、このブログの記事を拝見してからというもの、暗黒が支配する地下の牢獄に一筋の光が差し込んだかのような、チリ人にも似た感情が私の心を支配するようになりました。
今まで降る雨のようにただ過ぎるのを待つしか無かったいたいわば天災のようなものが、その日を境に自らの努力によって解決できる「取るに足らない課題の一つ」になったのです。
次に腹痛が起きたときは迷いなく足元を掘り返すつもりです。
記事を拝読してから5日。いまだ腹痛の兆しはありません。なるほど、それももっともでしょう花咲か爺さんの犬も毎日鳴いたわけではありません。果報は寝て待てということわざもあることですし、路上で不意に腹痛が現れることをたのしみにしております。
追伸
もちろん腹痛の結果最終的にたらされる毎年の200万円は、貴重な情報を頂いたお礼として塵外荘に半分でも収めたいと思っております。
それでは、皆様にも不意な腹痛が訪れることをお祈りしております。
お腹が痛くなると、道ばたに穴を掘るのですね。ふむ〜
返信削除私なら家に帰ります。