2011年8月18日木曜日

お水送りの地再訪

3月に行った「お水送り」の地。水音だけが印象に残っていて、暗くてどんなところなのか全然わからなかったので、再訪することになりました。
「神宮寺」いなかの静かなお寺です。


山門を入ると、長〜い参道が続きます。道の脇の水路に驚くほどたくさんのトノサマガエルがいます。


茶室

本堂

樹齢500年の天然記念物、スダジイ。天をつくような大きさ。地震や台風など天変地異をものともせず、人間に切り倒される悲劇からも逃れ、ここにずっと立っているんですね。圧倒されます。

お水送りの井戸
伝説によれば、”良弁(ろうべん)和尚はここ小浜の下根来で生まれたのですが、子供の頃鷲にさらわれて奈良の金鐘寺《のちの東大寺)で育てられ、東大寺の初代別当になりました。若狭出身の良弁が師匠である若狭遠敷明神が魚釣りをしていて「修二会行事」の勧請に遅れたお詫びとして十一面観音にお供えする閼伽水(あかみず)を送ることになった、”といわれているそうです。



神宮寺から遠敷川(おにゅうがわ)を2キロほどさかのぼった所が鵜の瀬です。

鵜の瀬には簡単な資料館があって、
和紙で作った人形で、お水送りの様子を再現しています。

今は子供たちのいい遊び場になっています。

2 件のコメント:

  1. 写真が豊富ですね
    ネタも豊富で羨ましいです

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  2. 今度一緒に行きましょう。最近は一人一台カメラを持っていくので、写真はたくさんあります。昔はフィルムを買ったり、現像したりと物入りでしたが、今や何枚とってもそんなことは気にしなくていいのが嬉しいです。

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